触ってみたかったんだもん。

土曜日に渋谷で「人のセックスを笑うな」を見ました。略して「人セク」。初めて聞いたって友達に言われました。どうでしょう。しっかし、やっと見れたよ。

何がよかったって女性陣。永作博美蒼井優です。やっぱり。欲望に正直なユリ(永作博美)と不器用で好きなのに素直になれないえんちゃん(蒼井優)。この2人が対照的で、どっちもかわいくってドギマギした。みるめ(松ケン)の前ではちょっと距離を置いてるユリだけど、旦那の猪熊さん(あがたさん)の前ではちゃんと甘えてて奥さんなところとか好き。あ、永作さんの黒ストッキングの上に靴下。すっごくエロイと思ったのは私だけっすか!(←変態)
1つ1つがすごーくリアルな演技で、セリフなのかアドリブなのかよくわかんなくて。服を1つずつ脱いでいくくだり(松ケン本気で照れてたよね)とか、マット膨らませるくだり(私も飛び込むわ)とか、カレーのくだりとか。こんな会話なのに嬉しいんだよなーって。リトグラフのシーンも好き。何か作業してるところが普通に好きなだけだけど。
大好きなのは、蒼井優がひたすらクッキーを食べるシーン*1。カメラが固定されてて、淡い光の中で居心地悪そうにキョロキョロしながらクッキーをほおばるの。すっごく可愛くてきゅんきゅんした。あのシーンなら1時間いける(←変態)。しかしこの映画はユリがふあふあしてる分優ちゃん゛よかったなー。好きだけど素直になれない女の子をすっごく上手に演じてる。女性ならばかなり優ちゃん演じるえんちゃんの気持ちがわかると思います。
そして何より私の心を掴んだのは堂本役の忍成くんです。ありがとう!彼は陰湿な役ばっかりやってるけど、井口作品では魅力ある男子になるなーあ、メガネにも萌えましたがね!えんちゃんに誘われなくてすねるとことか、車をバックさせながら話すとことか、最後のシーンとか!あれは反則です。私、喜んで手つなぎます!(←変態)
カメラワークも好きだし、時間長いけどのんびりな時間も好きだし、自転車に乗るのも好きだし、全体的によかったけど、白Tシャツの松ケンはどーしてもLにしか見えなくて残念でした(私の頭の中が)けど…。松ケン白すぎるよ…。私は触りたいとは思わない…触るなら断然堂本だべ!(←変態)

*1:あのシーンの永作さんのワンピも優ちゃんのストールも可愛くて欲しい!どこで売ってんだろ。