宮崎あおいDAYだった2/21の話。


いまさらの話でひじょーに申し訳ないのです。2/21は待ちに待った宮崎あおい主演の舞台「その夜明け、嘘」の観劇日。せっかくだから、トコトン宮崎あおいに浸ろうと思い立ち、「少年メリケンサック」を観にいくことに。いやぁ、ちょっとしたオタクです。可愛い子大好きです。以下、ネタばれありまくりです。
最初に少年メリケンサック。「パンク好きです。嘘です。」まさにこんな気持ちで行きました。ナンバガとか銀杏好きだけど、正直フェスでしか見たことない…というパンク知識。でも、十分楽しめた。絶対に・確実に、好き嫌いが分かれる映画だと思う。しっかし、かんな(あおいちゃん)は彼氏の前では甘い声を出したかと思えば、大声で泣き叫ぶし、●●コをぶつけられるし、ギターぶっこわすし、ユースケふんする社長に胸触られるし、表情がコロコロ変わって本当にすごい役者さんだなと思った。本当に可愛いの。かんなちゃんのファッションがめっちゃ可愛いかった(赤のブーツがラブリーでした)!

個人的に好きなシーンは、

・TELYA(田辺誠一)の登場シーン全部
・あおいちゃんと勝木涼のラブラブシーン
キム兄がこそっと500円玉を差し出す
・さくららら〜を車の中でみんなで歌っている
・「そんなんだから音楽も無臭なんだよ!」」という佐藤浩市さん演じるアキオ
田口トモロヲさん演じるジミーが普通にしゃべりだし、皆で突っ込む
銀杏BOYZがアイドルバンド!?

などなど。たくさん小ネタも仕込んであります。田辺さんがかっこよすぎて好きになりました(あれは、もちろんあの人がモデルだよね)。途中なかだるみは否めないし、正直終わったときの「スッキリしたんだけど、なんだかモヤモヤ感」をかなり感じます。だけども、おじさんたちが「過去の自分」「今の自分(年齢)」と戦いながらパンクバンドを楽しみながらやっていく。それにかんなものめりこんでいく、っていうストーリーがよかったです。ちなみに、私の隣に座ってたおば様は固まっていましたが。


その足で、青山円形劇場に行き、「その夜明け、嘘」を観劇。丸い舞台を囲むように客席が並んでいるんですが、本当に狭い劇場でビックリ。向こうの席の人の表情までわかるほど。しかも私の席は、通路の横。「もしかしたらめっちゃ近くで見れるんじゃないかムヒョヒョ」なんて思ってたらその通りでこれまたビックリでした。隣でしゃべってるよ!あおいちゃんに手が届く…!という興奮と緊張とでもうあっという間の2時間でした。
ストーリーは、環状七号線を舞台に、漫画家とそのアシスタント、編集者の3人を軸に、妄想で生まれたシドと陽子とか、編集者の家族とか、いろいろな人たちが出てくる群集劇。なんだかファンタジーなんだけど、現実的で、不思議なお話。出演は、宮崎あおいちゃんと、吉本菜穂子さんと、六角精児さんの3名。その3名が、あちらこちら走り回り、いろんな役を演じ、コロコロ表情を変える。感情も口調もすべてその人物に飲み込まれる。近くで見てて本当に圧倒されたし、その世界に飲み込まれました。あおいちゃんの涙妹や黒子は可愛かったし、カズの男らしさもばっちりはまってた。意外と背が大きかったし。六角さんの自転車の神は、本当に爆笑もんだったなぁ。あのお方すごい。そしてもちろん、吉本さんも。彼女の役のなりきり方はダントツでした。可愛かったし。
話足りないことはまだまだあるけど、本当によかった。これからもたくさん舞台を見に行かなくちゃ、と思わされた「その夜明け、嘘」でした。