お盆の夜は、ミステリーナイト。

お盆の唯一の予定(らしい)である「ミステリーナイト」に初めて参加してきました。ミステリーナイトとはすばり、

観客が探偵役として参加できる1泊2日のイベントで、宴会場内特設ステージで事件劇を観た後、推理に挑む本格ミステリーイベント。20回目となる今年は、ダムの底に消えたはずの“コウモリ村”を舞台に惨劇のストーリーが展開。事件の真相を解明した名探偵には、豪華賞品のプレゼントも。夏の夜は彼と一緒に、ドキドキのミステリーナイトを過ごしてみては?(引用:OZmollより)

なんか、すごい軽いノリで書いてありますが、そして私も軽いノリで参加してきましたが、もうね、そんな甘っちょろいもんじゃなかったの!もうある意味戦いだったの!というわけで、その奮闘ぶりをちょっくら書きます。あ、ネタばれ系は一切書くな!って関係者から5回はプッシュされているので、その辺は注意しますです。

何が甘っちょろくないかって、「事件はもう始まっていた」的な。南国料理人を新宿で見てから会場の池袋メトロポリタンに行ったんだけども。「堺雅人かっこよかったね〜」「料理美味しそうだったね〜」なんて感想言い合いながら、ドラクエすれ違い通信をしながら、ウキウキで来たんだけども、ホテルの一部に群がる人・人・人。ヒントパネルがホテル内のあちらこちらにあって、それを必死にメモる&カメラパシャパシャするベテランの方々。彼と二人して「ひぇ〜」と言い合いながら、必死にフロントを目指す…。もののフロント見つからず。いや、単なる方向音痴な2名なんだけど、もうね「あ、やばい」と思ったよ。「あ、うちらダメだな」って思ったよ。しかも私は筆記道具を忘れてしまうという…。もうセブンに直行したね。しかも彼は黒豆茶を鞄の中にぶちまけるっていう失態を犯し、チケットがかるーく黒豆臭。受付のスタッフさんも「え…」っていう顔するよね、ビックリだよね!こんな黒豆コンビがはたして推理なんてできるかっていう。しかも、ホテルの客室内のどこかにあるはずのヒントが見つからないの。またまた受付まで戻り、スタッフさんに助けを求める黒豆コンビ。なんか黒豆コンビっていうと淫靡ですが、決してそんなことはないっていう。あ、どうでもいいっすね。ま、とにかく、出遅れながらもホテル内のヒントパネルを必死にメモって(彼さんは一眼レフを持参。何、そのやる気)部屋に戻る。もう、この時点でぐったり。「あー帰りたい」なんてつぶやく始末…。

19:00〜 予約していたディナーに。


ミステリーナイトディナー5500円!だけど事件のヒントがもらえるらしいので、参加。25階だし、ダイニング&バーだし、さっそく雰囲気におぼれてうっとりする黒豆コンビ(場違い)。なんだけど、両隣がやっぱりツアー参加者で、話している内容がすさまじいのよ。顔がひきつる黒豆コンビ(ある意味場違い)。「楽しみながら参加しようねー」なんて言ってたあの時の自分にパンチしたい。ちなみに、私の個人的な集計ですが、このナイトに参加しているベテラン方々は、アラレちゃんメガネ着用率が高いです。あ、あくまでも私集計です。イメージもかなり加算されているかもです。んで、料理はおいしかったし、生演奏が始まるし(ミステリーナイトとは全く関係なし)、きれいな店員さん多いし、それはそれは良かったです。「おいしいねー」なんてウキウキしてる中で、そのきれいな店員さんに「ヒントを教えますね」って話しかけられて、「あ、そうだ、ここは戦いだったんだ」と現実に戻されるのだけども。ちなみに、最後に出てきたデザート、どう見てもふくろうで、「池袋だからふくろうなんですか?」ときれいな店員さんに話しかけて「いや、コウモリをイメージしてるんですよ」と言われたときのいたたまれなさは、本当にどうしようもない。

20:30〜 役者さんが舞台上で繰り広げる事件編がスタート。怪しい個所とか重要な個所を必死にメモを取りながら見るはずなんですが、これがもう面白くて面白くて、メモを取り忘れてたオレ。ちなみに出演者は、九十九一さんさん、羽田惠理香さん、村松利史さん、黒沼弘己さんなどなど(温水洋一さんもパネルで出演。パネルって!)。笑いがありながら、物語は進み、事件がっ!!!!どうでもいいんだけど音響がすごすぎて、前の方で見ていた私はビックリしっぱなしでした。その後の容疑者(役者さんに直接)への質疑応答をを経て、さっそく捜査開始。すでに時間は23:30。ねむねむ。あ、さっき小学生見かけたんだけども、君はもう寝る時間だよ。

23:30〜 ヒントビデオを見たり、クイズを解いたり、お助け電話(6回ぐらいしました、ごめんなさい)を使ったりして、犯人を絞るんだけど、わかんねー。クイズは全部解けたんだけど、それとはまったく関係ないアリバイトリックがわかんねー。眠いしわかんないし、ベテランの方々の情報交換に入っていけないし(何がわからないのかがわからないの。しかもちょっとマニアックで入りづらかったのは私だけ?)、半ば強引に犯人の名前を書く。ちなみに解答欄は、問題が何問もあって、これまた疲れるわけです。もう強引に埋め過ぎてちょっと面白かった。で提出してばったりと就寝。すでにすでに時間は3:00。死んだ。

10:30〜 解決編(これも舞台上で行われる)上映。ちなみに、朝食はビュッフェ。たらふく食べておなかが苦しいまま、観劇。犯人がわかったところで、表彰式。ちなみに私が出た回の最優秀探偵賞を獲得したベテランさんは、もう何十回も出てるし、Tシャツは着てるし、夫婦で参加してるし、で、黒豆コンビは足元にもたどり着けなかったっす。ははぁ(土下座)。同じ空気吸ってすいません!ちなみに、表彰は11位から(点数制)で、商品はDSiとかDVDとか、メトロポリタン宿泊券とか結構豪華でした。あと、点数関係なく抽選で記念品をもらえるんだけど、15名限定だったんだけど、最後の最後で私の名前が呼ばれてしまった!!!!えー!まじかー!300名もの参加者の中で当たっちゃうとか!しかも、呼ばれたの最後で、最後にステージまで景品を受け取りに行くとか。みんな見てるよ、辱めだよ!大して点数(多分20点ぐらい)取れてないのに、めっちゃ注目浴びてるよ。あーもっと化粧しておくべき?あわわわわ。っていう状態でもらってきました。牛革のケース(オレンジ)。どさくさにまぎれて女優さんと握手するというちゃっかりものです、ありがとう。あ、時間押してるから早く席に戻れって?そんな声が聞こえたような気がしますが、まぁありがとう!参加賞のピンバッチをもらい、「次は犯人当てたいねー」と黒豆コンビは」会場を後にしたのでした。

っていうわけで、よくわからない&つまららない私のレポだったわけですが、舞台が面白かったし、お茶(小さいけども)と蒸気でホットアイマスクをもらえたし、結構細かいところが凝っていたし、朝食がビュッフェだったし、22階の結構きれいな部屋だったし、エレベーターで役者の九十九さんに会ったし、でなかなかよかったです。まぁ、料金はダブルベットの部屋で26200円で、少し高め?かもしれません。でも久々に頭を使って軽くハイになって面白かったです。はい。もちろん帰宅後は爆睡だったけども。