このオヤジは意外ともてるのよ。

さりげなく、ゼルダやってました。wiiじゃないよ。DSの方ね。「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」ってヤツ。買っちゃったの。

ゼルダの伝説 夢幻の砂時計

ゼルダの伝説 夢幻の砂時計

で、思いのほか面白かったの。RPG的要素もありーの、謎解き要素もありーの。ボスよりも途中の謎解きのほうがめんどくさいです。正直。主人公の眉毛に違和感を感じつつも、プレイしていく中で愛着が出てきちゃって。剣を振り回すときの「えいっ!」「やー」っていう声とか、谷底に落ちちゃうときの「あー」っていう声までがいとおしくなるから不思議。一緒について回る(というか、ナビしてくれる?)妖精も、「なんだよ、うっとーしーな、コイツ」なんて、思春期のときの男の子の気持ちになったりもしたんだけど、いつの間にか「もっとこっち来いよ」と思ってしまうから人間って勝手です。勝手といえば、「ゼルダ姫」。おまっ、ちょ、マジでっ、って思ってしまうぐらい「勝手な行動を取るワガママなお姫様」なんですよ。とらわれてしまったのも、お前が勝手な行動を取るからだろー!なんて思ってるのはあたしだけで、この眉毛が変な主人公くんは姫を助ける旅に出るんですよね。ええヤツ。
で、なんと言っても「ラインバック」っていう海賊というかオヤジというか、ま、そいつと行動をともにするんだけど。こいつが!こいつが!意地悪くて金しか目がなくて「めんどくせーなー」とか「おれはここにいるからお前が洞窟に行って来い!」とか言う弱虫男なんだけど。実はめっちゃいいヤツで。主人公に感謝の気持ちを述べたり、一緒に戦ったりしちゃって。キュンキュンしちゃいました。はい、バカがここにいますよー。最後は「一緒に冒険しよーぜ!こんな姫はいらねーからさ!」と何度も叫んでました。それぐらい好きになりました。ここがゼルダの世界だったら、あたしは確実に海賊になります。
とにかく、釣りをしたり、ミニゲームがあったりと、なかなかやりこみ要素があって楽しいゲームです。そしてラインバックです。ヤツに恋しちゃいます(あたしだけ)。