久しぶりに男の子に萌え。

フランシスコの2人の息子を見に行きました。IN日比谷。関東では日比谷と群馬県の太田でしかやってないらしいぞ。どんなもんだろーと思っていざ出陣。

田舎で小作農で暮らすフランシスコは、息子(大家族)たちには畑を耕すだけの暮らしはさせたくないと願って、長男のミロズマルと次男のエミヴァルをプロのミュージシャンにしようと決意する。何とか家計をやりくりして楽器を買い与えたり、学校を作ったり。息子たち(特に長男のミロズマル)もその期待に応えようと練習に励むが…、という内容。これはブラジルの国民的人気デュオ、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノの半生を描いた伝記ドラマらしく、ブラジルでは大ヒットを飛ばしたらしいです。
もうね、なんといってもこの長男(子供時代)が好きー!このおっきな目に見つめられたらもうドッキドキで萌え萌えっす!!(←止まらない)演技経験のない16歳ダブリオ・モレイラっていうんだって!歌が歌いたいからオーディションやったって、なんという意欲ありありの子なの!もう大好き!!!(←止まらない)この長男がもう本当に偉いヤツで。生活が辛くて泣いているお母さんのために路上ライヴ始めたり、次男のためにあるものをプレゼントしたり…。あーん!なんて可愛い子なのー!!(←止まらない)そこがすんげー泣けてくる。実際兄弟の歌声は本当にエネルギッシュで温かくて、ずっと聴いていたいぐらい。お母さんを思う歌は本当にすばらしいでっす。アンジェロ・アントニオが演じているお父さんも素敵。子供たちのためなら何でもやってやるー精神が羨ましくてしょうがなくて。なかなかのイケメン(あたしは)だったし。息子が大きくなってからの給料のくだりは胸がキュンときた。最後までずっと息子たちを応援していたその姿勢に涙が…。
ただ、家族にある不幸が訪れてしまう中盤、そして長男が大人になってからは…。正直ナーナーというか、なんだかなぁというか、今までの輝きが失われてしまったというか、なんだかすっごく残念。最後のお父さん、お母さんをステージに上げてのライヴは本人映像なんだけども、「えええ?」と思ってしまうぐらい太っていた…。俳優さんたちが良かっただけに、残念すぎる…。
でもでも、子供時代は本当にすばらしい!夢に向かって奔走するお父さんと、温かくあふれる愛情で見守るお母さん、それに応えようとする息子たち。家族愛に胸を温かくしておりました。田舎の風景は素敵だったし、エンドロールの歌も素敵だったし。でもでも、何度も言うけどこの映画は本当に前半。前半に注目を!