カキ氷がとてつもなく美味しそうだった。

しゃべれどもしゃべれども」を見にいった。実は先週の1日に。銀座のシネスイッチで見たんだけど、ただでさえその日は映画の日なのにレディスデーで900円!素敵!この映画には香里奈が出てるってこともあって、杏露酒のサンプル(2個セット)をもらった。ラッキー!ただには弱い貧乏なあたしです。お酒あんまり得意じゃないんだけど。もちろんまだ冷蔵庫に眠ってます。
で、内容なんですけど。情緒あふれる東京の下町を舞台に、イマイチぱっとしない落語家が無愛想な美女、同級生に馴染めない関西弁の少年、毒舌の元野球選手の3人に「話し方教室」を開く…というもの。話し方教室を開くまでがちょっぴり強引な感じが否めなくて。でもどことなくハートフルというか、なんだかクスっと笑ってしまう、心温まるストーリー展開。主人公(国分太一)のよくわらかない信念さからくる強情な感じがあまり好きではなかったんですけど、実はいい人だったりするから嫌にはなれないんですよねー(誰)。
クライマックスでの、国分さんの「火焔太鼓」はもう見事というか、なんと言うか。伊東四郎の「火焔太鼓」は当たり前のように面白くて仕方なかったんだけども、国分さんのソレは、彼らしさが十分に出ててすごーくよかった。ただ、今までどんだけ練習してても師匠のコピーで面白さが伝わってこなかったのに、急に自分のものにしたっていうクダリがイマイチわかりにくかった。そこがとっても惜しいところです。話し方教室を通して成長したんだろうけど…急な感じがすごく否めない。松重豊さんも、伊東四郎さんも、八千草薫さんもお茶目で面白くて可愛くてよかったんだけど。なんと言っても、最高だったのが子役の森永悠希くん。「まんじゅうこわい」を見事につっかえずに披露するんだけども、「なんなのこの子!どんなうまい落語家だってこんな年でできなかったわよー」って感じ。他の観客さんもため息を漏らしてたからね。すんげ。彼にはとてもいい俳優さんになってほしいです。そして阪神のキャップがとてつもなく似合ってた。最後の最後には「えええ!!!なんやそれ」って思ってしまいあいた口がふさがらなかったんだけど、それはまぁ、仕方ないのかな。香里奈さんは綺麗すぎて、浅草の下町な場所にはちょっと溶け込めなかったような気がする。彼女は表参道とか、そんなイメージ。無愛想な感じはとても似合ってたんだけども。ま、嫉妬です。綺麗すぎて。