残すところもあとわずかですね。

何本か映画を見ていたものの、レビューを書いていなかったのでここらでウントコさ。
●転々

あああ。なんてほのぼのとしていて、穏やかで、プッと吹き出して、それでいてホロリとしてしまう映画なんだろうか。スーパーの部長(岩松了)と事務員達(松重豊ふせえり)のやり取りがもう最高です。これは時効警察ファンにとってはたまらないのでは?そんな3人に心を奪われつつも、三浦友和の演技・存在感にやられました。なに、あの襟足!あの不思議な襟足が気になって気になって。どうしようもなかった。そんなところからいつの間にか入り込んでしまいました。それにしても、小田切ジョーはダメ男が似合いすぎる。借金どうしよう…→パチンコって、ダメすぎる。でもそこが憎めなくてよかった。小泉今日子も可愛らしくって、イイ人過ぎて、カレーがおいしそうで。ほっと癒された映画でした。岸部一徳、私も会いたいなぁ。あのとぼけた顔が見たい。三日月くんのきょとん顔が最高。エンドロール後のネタも最高。それ以上に、石原良純が最高。あのセーター。あの役。あの人しかできないからっ!三木さん最高だよ!

クワイエットルームにようこそ
見た。内田有紀すげぇ。細い。てか、28歳の役。それは無理かも。なんと言っても、ここの宮藤官九郎は最高です。おしり触りたい。付き合いたい。それぐらい可愛い役どころでした。好きだったのはりょう。冷たい冷蔵庫のような看護士が、明日香(内田有紀)によって心を通わせる、そんな過程が、この映画の中で不思議とホッとさせられました。
で、内容ですが。コメディタッチでありながら、見終わったあと、いろいろ悶々と考えさせられる映画だった。いつどこで私もクワイエットルームにいく羽目になるかわかんないなーなんて思いつつ、「ああ、明日も頑張ろう」って励まされた。そんな感じ。なんなんだろうか。ブルーのワンピースも、あの閉鎖病棟の中でとても映えました。
でも、途中の「パヤパヤ」は恥ずかしかったな。ミュージカルが苦手なあたしにとって。